熱中症のお話
暑い夏がくると毎年気温が徐々に上がってる気がします。
地球温暖化により20年前は30度を超えれば猛暑と言われニュースになっていましたが今や30度を超えるのは当たり前、40度近い気温を記録して酷暑と言われる時代になってきました。
そして毎年熱中症でお年寄りや子供がなくなっているニュースを目にします。
これは人だけでなく犬にも気をつけないといけない重大な問題で今年も数人のお店のお客さんからも飼い犬が熱中症になりかけたというヒヤヒヤしたお話を伺いました。
熱中症の症状をしっかり把握して少しでも危険な状態にならないように皆さん気をつけてあげましょう。
犬の熱中症とは
まずはこんな症状を見かけたら注意してください。
初期症状はこのような感じです
- ハァハァして呼吸が荒い、心拍数も早い。
- 体温が高い、吐く息が熱い。
- よだれが出ている。
お水を与え、外なら日陰へ、お家の中なら空調の温度を下げてあげてください。
氷や大量の水があるなら脇や内股などを直接冷やして体温を効果的に下げたりお水のプールや浴槽へ体ごとつけてあげたりホースで水をかけてあげたりしてください。
気づかずに熱中症が進んでしまうと
- チアノーゼの症状が出ている
- 下痢、嘔吐
- 痙攣、意識が朦朧としている
- 歯茎やまぶたの裏が白い
ここまでくると明らかに異常な状態と気づくと思いますが、熱中症は能や内臓の機能障害などの後遺症が起こったりします。必ず病院で診てもらい細やかな診察、検査をしてもらってください。
熱中症にならないために
状況としてよくあるのがお散歩中です。
真っ昼間に暑いなか散歩する方は流石にいないと思いますが、朝、夕でも人が大丈夫と思う温度でも犬の高さになると地面からの放射熱やアスファルトがまだ熱いことなどから熱中症や足の裏の火傷を引き起こしてしまいます。
人の目線高さで30度ほどに感じられている体感温度も犬の高さになると45度になるという事実も報告されているほどなのでしっかり日が沈んでから、日が登る前などお散歩の時間を気をつけてあげてくださいね。
お散歩に行く前に日が当たってたところのアスファルトに掌や足の裏を直に裸足で触ってみて確認してあげてください。
プラチナからのお願いでした。