目次
おうちで美容シリーズ
お家シャンプー
お家でワンコの美容をしてあげるのはとてもいいことだと思います。
最も信頼するお家の方に耳掃除をしてもらったりシャンプーしてもらったりすることはワンコも安心できて、且つ場所もお家だったら尚さらリラックスできた状態をキープできるのでそんなワンコは幸せですね。
飼い主さんもこまめにワンコに触れて、全身をチェックする機会を持つことで細かい異変に気づけますしワンコの健康管理に最も効果的な関わり方だと思います。
爪切りや耳掃除は少し技術的であったり知識がないとできないようなことですがシャンプーなら自分の頭を洗ってるのと同じでできるんじゃないかなと思ってお家でシャンプーされてる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
ここでトリマーからのお願いです。
シャンプーされるのは構いませんが、シャンプーの前にかならずブラッシングをしてください。ブラッシングをすることで毛玉を完全に除去していただきたいのです。
なぜなら
毛玉が残ったままでシャンプーしてしまうと本来解ける程度の毛玉がカチカチに固まってしまって切り落とすしかない、もうブラッシングではとけない毛玉にグレードアップしてしまうからです。
イメージはあんだ毛糸を解いて、絡まったチリチリの毛糸をを洗濯機で回したらカッチカチに引き締まってボールになってしまう。そんな感じです。
結果、毛は伸びているがこまめにお家でシャンプーしているので管理はバッチリ大丈夫と思って美容室に連れて行ったら、「毛玉がひどいので」と言われてツルツルにされた 😯 と言ったような事案が生まれます。
シャンプーの前にブラッシング
ブラッシングと言ってもブラシでジャッジャッジャっと、表面をとけばそれでいいのかと言えばそうではありません。きっちりと毛玉が全身にないことを確認する作業が必要です。また毛玉ができない長さの柴犬やコーギーなどの二重毛だと抜け毛をしっかりブラッシングで除去してから、ダックスやチワワなどの厚みのない薄い毛も部分的に耳の後ろや尻尾の毛などに隠れ毛玉ができていたりするのでしっかりチェックしてください。
それでは具体的にどうすればいいのかを説明します。
必要な道具
スリッカーブラシ
コーム
ワンコの寿命は最低でも10年は生きます。子犬の時から飼い主さんがお家でブラッシングして慣らしていくためにも最初にワンコを飼い始めた時からおうちにこのセットを置いておかれることをお勧めします。
おすすめのスリッカー・コーム
実際のブラッシング
まずはスリッカーの持ち方から。基本は鉛筆持ちです。
残りの三本は裏の下側に添える程度。
しっかりと左手で毛を分けて根元からときます。
強く当てすぎると皮膚を傷付けますのでゆっくりとソフトに。
とけたと思ったらピンブラシで引っかからないかチェックしてください。この時も毛の根元からしっかりと確認。
動画で詳しく
一連の作業を動画で見てみましょう。
参考になりましたでしょうか?
お家でシャンプーされる方は必ずシャンプー前にブラッシングお願いします!