愛犬の目は健康ですか?
以前に目ヤニを拭き取ってあげましょうという記事を書きました。
飼い主さんにとっては一番簡単で早い愛犬の目のトラブルの認識は目ヤニが出始めることではないでしょうか。
目ヤニが出ていなくても、涙がよく出る、目がしょぼしょぼしている、目を前足でかいている、などさまざまなワンコからのシグナルが出ています。
あれ?異常かな?
- 涙がよく出る
- しょぼしょぼして眩しそう
- 前足で掻く
- 片目を瞑っている
それを見過ごさないためにも目ヤニを拭いてあげた時には一緒に、眼球や眼瞼のチェックをしてみましょう。
あっかんべーと瞼の内側を少しめくって見てみると結膜が見えるとおもいます。そのピンクのゾーンが真っ赤だったり、ブヨブヨに膨らんでいたら結膜炎の可能性が高いです。
眼球も良く見てみてください。白目に血管がたくさん(白目が真っ赤に見えるほど)血走っていたりするのも何かトラブルがあるサインです。
また水晶体の黒目のところがガタガタだったり、外側からの血管が黒目の上を走っていたりしたら角膜炎かも。
小さな表面の傷からひどくなって炎症が進み穴が開くような角膜潰瘍まで範囲や程度は様々ですがひどい場合は手術が必要になったりするのでやはり早期発見が大切です。
瞳孔が小さくなったままだったり、眼圧が上がって目が片方だけ大きくなってきているようなら、ぶどう膜炎の可能性もあります。
早期発見と早期治療
目ヤニで目が開かない、片方だけ目の大きさが違う気がする等々、何かしら症状が出ているサイン、いろんな目の疾患の要素があるので少しでも違和感や変化を感じたら病院へ診てもらいましょう。
そのためにも日頃からの愛犬の正常な状態を把握し、異常を早期発見できる観察力を磨きましょうね!